メンズエステで使われる「アロマオイル」ってどんなもの?

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メンズエステで使われる「アロマオイル」ってどんなもの?

更新日: 2017-01-23 16:36:19マッサージについて
メンズエステで使われる「アロマオイル」ってどんなもの?

ストレス社会と言われている昨今、心身共に癒しが得られる「マッサージ」業界はその需要の高まりから様々な形態を取り入れ、今なお進化の兆しを見せています。
過去、「マッサージ」と言えば指圧やストレッチ、もみほぐし、クイックマッサージなどのツボ押しが思い浮かんだものですが、近年のストレス解消やリラックス目的の需要傾向を受け、心身共にリラックスする効果のある「オイルマッサージ」が主柱になりつつあります。
そこで使用されている「オイル」。香料あり・無香料のもの、また他のオイルに変更できるサロンも多くなってきていますが、そもそもこのマッサージオイル、どんなものなのでしょうか?

◆エッセンシャルオイル(精油)とは◆
エッセンシャルオイル(精油)とは、植物の花、果実、樹皮、葉、根などを搾ったり蒸したりして抽出した100%天然のエッセンスのことを指します。香り成分を抽出した揮発性の高い液体で、「精油」とも呼称されますが、油は含まれていません。

エッセンシャルオイルをマッサージに使用する場合ですが、エッセンシャルオイルは大変に濃度が高く、原液のまま肌につけるとその刺激の強さから、肌トラブル(かぶれ、発疹、炎症など)を引き起こすおそれがあります。必ず、キャリアオイルで希釈(薄めること)して使用するようにしてください。
また、エッセンシャルオイルはアロマオイルと混同されることもしばしばですが、成分の違いからこれら2つを分類することが出来ます。
エッセンシャルオイルは花や葉っぱ、樹皮、果皮等の天然素材100%で抽出されますが、アロマオイルは合成の香りが含まれているなど、人口的なものもを指します。
どちらも用途によって、正しく使い分けることが大切です。

エッセンシャルオイルの価値ですが、エッセンシャルオイルは、抽出するために非常に多くの植物が必要となります。植物そのものをじっくり時間をかけて抽出しているため、濃縮された有効成分だけが抽出されており、その希少価値の高さから、値がはるものも少なくありません。
例えば、ローズのエッセンシャルオイルをたった1滴抽出するためには、約50株のバラが必要とも言われているほど。また、最も効果なエッセンシャルオイルとしても名高いローズオットーは、15gを抽出するのに約65,000株ものバラが必要だと言われています。このような希少価値の高いものは価格も比例し高くなります。

近年流行しているメンズエステやマッサージでは、アロマの香りが肌につくことを敬遠する方への配慮から、無香料タイプのエッセンシャルオイルも常備しているサロンも多数見受けられます。そういった方は、事前の問診の際に施術者へ伝えておくことをオススメします。

◆どんなエッセンシャルオイル(精油)が人気?◆
・ラベンダー(ラベンダーフレンチ)
ラベンダーは、用途が大変幅広く、アロマテラピーなどでも定番として用いられるエッセンシャルオイルです。心を穏やかに導き、皮膚へのトラブルにも向いています。作用にもクセがなく、小さなこどもにも使用することが出来る万能な面を持つため、初心者にもオススメ。扱いやすいオイルです。

・ティーツリー(ティートゥリー)
ティーツリーのエッセンシャルオイルは、爽やかな香りが特徴。季節を問わずに夏や冬にも大活躍のエッセンシャルオイルです。精神的な不安定さに効き、自信を持たせてくれます。用途はラベンダーと同様に大変幅広く、アロマとしてはもちろん、芳香として加湿器などに入れて香りを楽しむのもオススメ。

・オレンジスイート(オレンジスウィート)
オレンジスイートは、シトラス系の柑橘系芳香のエッセンシャルオイルで、ほんのり甘さを含ませた、万人受けする爽やかな香りが特徴。リラックス効果が高く、楽観性・ポジティブな思考を促してくれます。消化器系の不調への効果が期待でき、腸へ働きかけ、便秘解消にも良いと言われています。

・ローズマリー
ローズマリーは、凛としたフレッシュ感のある透き通った香りが印象的。ハーブのようなクールな香りで、すーっとしたローズマリー特有の香りは、勉強中や仕事中など、集中力を高めたい場合にオススメです。また、憂鬱な気分な時や自信がなくなった時には精神的に高めてくれる効果があります。

・ユーカリ(ユーカリグロブルス)
ユーカリは、清潔感のあるすっきりとした澄み渡るような香りが特徴的。ティーツリーと同様、高い人気を誇るエッセンシャルオイルです。効能も幅広く、特に呼吸器系に効果を発揮します。ユーカリの香りを嗅ぐとすっと鼻が通るような感覚になり、風邪や気管支炎にも作用します。

・フラジパニ(フランジパニ・フランジュパニ)
フラジパニは、別名プルメリアや和名インドソケイと呼称され、ハワイなど熱帯南国地方に生息するプルメリアから抽出されるオイル。フローラル系の甘い香りが特徴的で、不安解消・ストレス軽減などだけではなく、集中力アップの効果もあります。血行促進など身体を温めるのにも効果を発揮。エステサロンなどではモチーフとなっている店も少なくなく、サロンでしか味わえない特別感があるため、マッサージオイルとしても人気。希少価値が高く高価。

そのほかにも、グレープフルーツやレモングラス、ベルガモットなどの柑橘系が上位を占めています。

◆エッセンシャルオイル(精油)の価格帯◆
エッセンシャルオイルは、希少価値の高いものは高額になるものがほとんど。その価格帯は非常に幅広く、一言で「高額」と言ってもその差は千差万別です。
効能にメリットが多くとも、価格によってはそれ自体がデメリットになることがあるのも現状。
一例として、精油3ml(約60滴分)のおおよその価格相場をご紹介します。

【安い】(おおよそ1,000円前後のものが多い)
イランイラン・ラベンダー・ベルガモット・ペパーミント・オレンジ・スイート・ジンジャー・グレープフルーツ・レモン・ローズマリーなど

【中間】(1,000円~3,000円くらいのものが多い)
レモングラス・ゼラニウム・マンダリン・クラリーセージ・ナツメグなど

【高い】(3,000円~10,000円くらいのオイルが幅広く該当)
ローズオットー・メリッサ・ネロリ・ジャスミンアブソリュート・チュベローズアブソリュートなど

安いものは私たちも聞き馴染みのあるものが多いですが、高いものは聞いたことのないものばかりという印象です。エッセンシャルオイルの女王と称されるローズオットーは、2.5mlで10,000円以上という店も多く、その希少性を物語っています。
ただ、高いから絶対に良い、安いから肌に悪い、というわけでは決してなく、その日の体調や肌の状態、その人が持つ耐性、香りの好みなど、様々な理由から適正なものを選択することが最も大切です。
価格は一例としてご紹介しましたが、重要なのは、そのオイルの特性をよく知ることだと言えます。

◆アロマオイルとは◆
アロマオイルとは、エッセンシャルオイル(精油)をブレンドしたり、合成香料が混ざっていたり、100%化学香料のもの、エッセンシャルオイルをアルコールやキャリアオイルなどで希釈している(薄めている)ものなどを言います。エッセンシャルオイルが100%天然素材を使用しているのに対し、アロマオイルはフレグランスオイルやポプリオイルなどと表記され、100%天然素材でないものを指します。
アロマオイルは人口香料という位置づけで、香りを楽しむことをメインとしたオイルなので、主には香水や化粧品などに用いられ、お肌につけても良いといった表記がない限りは肌につけると炎症やかぶれなど、肌トラブルを引き起こす原因になりますので注意してください。アロマテラピーやアロママッサージに使用できるのもエッセンシャルオイルだけで、アロマオイルは使用できません。
では、エッセンシャルオイルは良いもので、アロマオイルは良くないものなのか?その答えは「NO」です。それぞれが、用途・目的によって使い分けられているだけで、両者とも芳香を楽しむという意味で現代にとってなくてはならない存在です。エッセンシャルオイルとアロマオイルの共通点は、「香りを楽しむこと」。
正しい使用方法を守った上で使用すれば、それぞれ楽しむことが出来るでしょう。

近年、エッセンシャルオイルの用途の多様化を受け、様々な方法でエッセンシャルオイルが購入できるようになりました。その過程において、純度100%のエッセンシャルオイルでないものも、「エッセンシャルオイル」と表記されて売られていたり、一見それが純度100%のものか否か、判断がつかないようなパッケージのものも出回っているようです。
よくあるトラブルで、エッセンシャルオイルだと思い込んで購入したら、実はエッセンシャルオイルではないアロマオイルを購入してしまっていた、というもの。使用前にその誤解に気がつけたら良いのですが、気がつかないまま、マッサージオイルとして使用し、皮膚のかぶれや炎症、ひどい場合ですと、痺れが起こった、なんていう話もあるほど。
ちなみに、100円均一などで得られている安価なオイルは、エッセンシャルオイル(純度100%のもの)ではなく、合成香料などがブレンドされたアロマオイルの場合が多いので注意が必要です。
価格だけでは断言することは難しいですが、判別基準としては、ラベルに「天然100%」を示す表記があるか、抽出部位や原産国、品名、抽出方法、植物の学名、使用期限など、最低限の情報が記載されているかどうかをしっかり確認する必要があります。
エッセンシャルオイルやキャリアオイルには、妊娠中や授乳中の方、あるいは持病を持っている方などは、使用できないものもあります。個人的に購入する方は、必ず専門家のアドバイスを受けるなどし、また持病など不安がある方も、必ずご使用前に使用可能か否かを判断してから検討するようにしましょう。

筆者: サポート担当 井上