四方に自然を携えた、多くの「日本初」のふるさと[浜松エリア]

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四方に自然を携えた、多くの「日本初」のふるさと[浜松エリア]

更新日: 2018-06-04地域情報
四方に自然を携えた、多くの「日本初」のふるさと[浜松エリア]

浜松エリアってこんなところ
静岡県の最大の都市にして政令指定都市でもある「浜松(はままつ)エリア」。推定人口は約79万人(2018年1月時点)・1558平方キロメートルの面積を保有し、静岡県内ではトップの数値を誇るエリアです。面積においては全国の市の中でも岐阜県高山市に続いて全国で二番目に広く、静岡県内のみならず全国的にも注目されています。浜松エリアは静岡県の西側に位置し、四方を豊かな自然に囲まれており大地の恩恵を大きく受けた地形で、東側には天竜川、西側には浜松湖、南側には遠州灘、北側には赤石山脈を有し都市に残る風光明媚な景色が特徴のひとつでもあります。そんな浜松エリアは自然が多いだけでなく様々な個性を持っています。

多数の「日本初」が生まれ育った浜松
浜松はものづくりの街として日本を代表する様々な施設や製品・技術などを発信しており、私達が日常生活の中で耳にしたことがある馴染み深いものも多数あることをご存知でしょうか?例えば、浜松市は日本初の軽自動車が誕生した地として有名です。スズキ株式会社二代目社長によって戦後の自動車開発が進められ、日本初の軽自動車が誕生しました。オートバイの国産車が誕生したものここ浜松エリアで、オートバイの原型を本田技研工業株式会社の創業者が発明し販売を開始したことがきっかけとなったそうです。また、皆さんも馴染みのあるピアノやテレビ、写真のフィルム、国産旅客機なども浜松エリアが全国で初めて誕生させたと言われています。さらに、食べ物で言えばうなぎやすっぽんの養殖方法を日本で初めて確立させたり、施設で言えば日本初の公立楽器博物館・浜松市楽器博物館や、日本初の四面舞台設備があるアクトシティ浜松のアクトシティ大ホールを擁するなど、多ジャンルに渡る功績は日本だけでなく世界から見ても大変大きく、現代においても活用されている製品や技術などの礎を築き上げたのがここ浜松エリアであると言っても過言ではありません。
浜松市など静岡県西部地方などの方言・遠州弁に「やらまいか」という方言があるそうですが、これは「やってやろうじゃないか」「やってみよう」といった精神を表した言葉だと言います。ホンダやスズキ、ヤマハ、カワイ、ローランドなどの企業を生んだ地でもあるここ浜松エリアにはそういったチャレンジ精神や探究心が根付いており、そのやらまいか気質で世界に通用するブランドを成長させているのではないかと思います。何をするにも大切な精神です。私たちも是非取り入れたい精神ですね。

音楽の街・楽器の街
浜松エリアでは、かつてオルガン修理を手がけた修理工をきっかけに、その後オルガン修理もできるようになり、その技術をもってピアノ製作にも着手。こうして、国産ピアノがここ浜松で誕生しました。ヤマハ、カワイ、ローランドといった世界的にも名の知れた楽器ブランドの生産地である浜松エリアは、楽器の街として礎を築き上げ現在では音楽の街としてさらなる発展を見せています。上述した通り、全国で初となる公立楽器博物館・浜松市楽器博物館や日本初の四面舞台を備えたアクトシティ大ホールを擁する点もまた、浜松エリアが「音楽の街」として認知されている理由のひとつです。この浜松市楽器博物館が入っているアクトシティ浜松(アクトタワー)の外観はハーモニカをモチーフに造られており、音楽の街・浜松のランドマークとなっています。
また、浜松エリアでは非常に多くの音楽イベントやコンクールなどが開催されており、街をあげて国内外へ音楽や楽器の魅力を発信し続けています。例えば浜松では浜松国際ピアノコンクールや静岡国際オペラコンクール、浜松吹奏楽大会といった世界に目を向けた音楽コンクールから、やらまいかミュージックフェスティバルin浜松や、プロムナードコンサートといった市民と一体となって音楽を楽しむ音楽イベントなど多岐に渡り開催しており、やらまいかミュージックフェスティバルin浜松では多数のステージ公演に加え、楽器に直接触れることができる楽器体験会も催されるなど、普段触れる機会がない民族楽器などにも触れ合えるので、楽器をより身近な存在として捉えることもできます。

多ジャンルの観光スポット
浜松エリアは観光スポットも充実しています。浜松エリア南部・遠州灘海岸周辺には「中田島砂丘」があり、日本三大砂のひとつにも数えられています。遠州灘からの強風によって作り出される現象「風紋」はまさに自然による芸術作品。砂丘に紋様を形成するその様は圧巻です。また中田島砂丘はアカウミガメの産卵地としても有名な貴重なエリアでもあります。ヨット・ボートなどのマリンスポーツや養殖うなぎで有名な浜名湖もまた定番観光スポットで、現在では浜名湖界隈はリゾート地として多くの観光客の人気を集めているエリアでもあります。近隣には、舘山寺や舘山寺温泉、浜名湖パルパル、浜名湖ガーデンパーク、浜名湖オルゴールミュージアム、大草山展望台など、数多くの観光施設を有している点もここ浜松エリアの特徴のひとつです。また徳川家康が居城したことでその名が広く知られている浜松城も日本の歴史に触れることのできる貴重な城跡としてその名を馳せています。浜松城天守閣の天守内には徳川家康や浜松エリアに関する資料や武具などを展示していたり、また天守閣自体が展望台にもなっているため浜松市内だけでなく浜名湖や遠州灘など浜松エリアの誇る雄大な自然を臨むことができ、天気の良い日には東側に富士山を見つけることもできます。
さらにもし訪れるタイミングが良ければ、5月3~5日に毎年浜松で開催されている「浜松まつり」に参加できるかもしれません。450年以上続く歴史ある浜松まつりには、毎年100万人以上の観光客が訪れるほど全国的にも注目されている祭りで、中でも日中に行われる凧揚げ合戦は必見。何百人もの人々が凧の麻糸を絡ませ合い、互いの糸を切る「ケンカ凧」の様子はダイナミックで、応援にも熱が入る圧巻の光景です。夜の帳がおりれば繊細な彫刻で飾られた御殿屋台が提灯のあたたかい光とお囃子を受けながら引き回されます。
観光スポット巡りだけでなく、このような地元ならではの祭りに参加してみることで、さらにその土地のことを知ることができる良い機会になるでしょう。

浜松のご当地グルメ
浜松エリアのご当地グルメと言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?浜松市は浜名湖うなぎが全国的に有名で、浜松市内にはうなぎを使った料理を提供する飲食店が点在しており観光客の定番メニューにもなっています。ご当地グルメだけあって、市内の学校給食に出されたこともあるとか。うなぎを使用したうなぎパイも浜松の銘菓として大人気で、生産工程見学や限定スイーツを満喫できるうなぎパイファクトリーは大人から子供まで夢中にさせる工場見学が魅力的です。
また、全国トップクラスの消費量が注目されB級グルメとして度々メディアで紹介されるようになった浜松餃子も地元住民だけでなく観光客にも大人気。浜松餃子は、餡にキャベツとタマネギ、豚肉がメインに使用されており、丸く円系に盛り付けられそこに茹でもやしをトッピングすることが特徴のひとつ。店でおいしい餃子を食べるという方も多いとは思いますが、浜松には家庭で餃子を囲んで食べるという文化が存在しているようで、餃子持ち帰り専門店が浜松市内に何軒も点在している点もまた固有の文化だと言えます。
さらに、インパクト大のボリュームと熱々のお肉を目の前で食べられることでじわじわと全国的な人気を得ている飲食店があります。それが、げんこつハンバーグの炭焼きレストラン「さわやか」です。静岡県内に31店舗を展開している炭火焼きハンバーグ店で、地元住民から愛され続けています。さわやかの看板メニューは、こぶし大の大きな炭火焼きハンバーグ。そのインパクトの大きさは、一度体験したらクセになってしまうほど。外はこんがり、中は肉汁たっぷりの絶品ハンバーグは万人に愛される味で、静岡の新たな名物としてじわじわ人気を集めています。静岡県全体で見れば、静岡の郷土料理・静岡おでんなど他にも多くのご当地グルメが存在していますので、観光がてら是非その土地ならではの食も楽しんでくださいね。

アクセス至便さ
東海道新幹線「ひかり」「こだま」の停車駅でもあり、また東海道本線の在来線も乗り入れる浜松市内の交通の要衝「浜松駅」を擁する浜松エリア。新幹線を使えば西は岡山・広島方面、東は東京方面まで行き来でき、浜松市内を走る遠州鉄道鉄道線「新浜松駅」とともに静岡県西部の中心駅となっています。浜松駅は大阪~東京間のほぼ中央に位置しており、大阪・東京両都府に行くのに新幹線で約1時間半という利便性の良さが自慢。アクセス至便さで観光にも気軽に行きやすいため、少し遠出をしたい時にもオススメのエリアです。

「鈴木」姓が日本一多い浜松
上述したように、世界へ発信するものづくりの街として発展しているここ浜松エリアには、その他にも意外な特徴があります。それは、「鈴木」姓が日本一多いエリアであるということです。そもそも鈴木姓自体、日本国内でもトップ3に入る多さとしても知られていますが、その中でも特に鈴木姓が集中しているのがここ浜松だと言われています。実は日本の「鈴木」姓と徳川家康は関係が深いという説があるそうで、その昔権力者から支持を集めていた熊野信仰を支え、それを広めていった鈴木一族が、後の徳川家となる松平家に仕えたことで江戸時代に「鈴木」姓が全国的に広まっていったとも言われています。特に徳川家康の居城があったここ浜松エリアには集中して鈴木姓が増えたのかもしれませんね。

豊かな自然に囲まれ、歴史的な遺跡を擁し観光スポットも遍在するここ浜松エリア。浜松エリア特有のご当地グルメや名産品が楽しめ、アクセス至便とちょっとした旅行や観光、ちょっとした遠出にも最適なエリアです。先述した通り、東京・大阪に出るにもそれぞれ新幹線を利用し1時間半ほどで到着できるため、気軽に訪れることができる点も浜松エリアの魅力のひとつだと言えます。あるいは、東京出張や大阪出張、旅行の途中でふと降りて散策してみるのも良いかもしれません。自然と触れ合える機会も多いので、ファミリーでの観光にも向いているかと思います。是非浜松エリア観光を、隅々まで楽しんでいただけたらと思います。
世界的企業がいくつも生まれ、そして育ったここ浜松エリアの「やらまいか精神」。ものづくりや産業が盛んな浜松ならではの「やらまいか精神」ですが、ものづくり分野だけではなく、わたしたちの生活やわたしたち自身の人生における精神としても実にお手本となる素晴らしい精神だと思うのです。街として客観的な良いところだけでなく、直接「見ることはできない」けれどもその地に根付いたその固有の精神からは、人生を学べるほどの価値すら感じることができるのではないかと、ここ浜松エリアの様々な特徴に触れて改めて思いました。

筆者: コラム担当 井上